平成15年度長崎大学卒業証書・学位記及び修了証書授与式
標記式典が平成16年3月25日(木)午前10時より、ブリックホール「大ホール」にて開催され、出席して参りましたのでご報告します。これは、今年4月より母校が国立大学から国立大学法人へ移行したため、初めて各学部の同窓会会長が同式典に招待されたことによるものです。すなわち国立大学としては最後の卒業式でありました。午前9時20分に集合し、卒業式の進行に関する説明の後、同窓会長、学長、部局長の記念撮影がありました。客席で気軽に見れるのだろうと思っていましたが、ステージ中央の台をはさんで客席から見て右側に学長、副学長、各部局長が座り、対する左側に各同窓会長9名が座りました。卒業式では、各学部卒業生の総代に齋藤寛学長から卒業証書・学位 記が、大学院の総代には修了証書が授与されました。その後学長から卒業生へのお言葉、来賓を代表して瓊林会(経済学部同窓会)会長のアサヒビール会長福地茂雄様より祝辞が述べられました。いずれも格式の高い、さすがだなと思わせる中味のあるご挨拶でありました。そして卒業生代表より答辞が述べられ、社会人となる決意が表明されました。最後に来賓の紹介があり、各同窓会長が順に紹介されました。立ち上がって一礼しましたが、初めてのことでもあり、また錚々たるメンバーの中で大変緊張した時間を過ごしました。しかしながら、大変厳粛な中で今後の長崎大学の新たな出発(たびだち)を感じさせる素晴らしい卒業式でありました。
長崎大学関係同窓会と長崎大学との懇談会
標記会議が前記の卒業式終了後にブリックホール会議室にて開催されました。 大学側からは齋藤寛学長始め、副学長、各学部長が、同窓会側は9同窓会会長すなわち玉 園同窓会(教育)、瓊林会(経済)、長崎医学同窓会、歯学部同窓会、長薬同窓会、歯車会(工学部)、緑友会(環境科学)、鶴水会(水産)、熱研同門会の各会長が出席しました。ほとんどが大先輩にあたる方々ばかりで緊張しました。一番年下と思って会議に臨みましたが、新設学部であります環境科学部の緑友会会長さんは卒後2年目の女性の方でした。少しほっとしましたし、会議も和やかな雰囲気でした。学長挨拶、各同窓会会長の自己紹介の後、懇談に入りました。齋藤学長から、長崎大学同窓会の連合組織について主旨説明がありました。1)部局別 同窓会等を中心とするゆるやかな連合組織、親睦団体とする。2)長崎大学広報誌CHOHOを会員へ配布する。3)部局別 同窓会と本学共催で講演会を開催し、本学学生も聴講できるようにする。さらに、長崎以外の各県においても学部だけでなく全学的に学部のカベを取り払って集まった方が楽しい。各同窓会でおはかり頂き、数ヵ月後に再度集まって設立を目指したいのでご協力をよろしく、との学長の言葉で無事終了しました。この件につきましては、理事会でも検討しましたが、当同窓会の力に相応した形で協力することはやぶさかでない、可能な形で協力したいとの結論に達しております。
追加報告
午後からは歯学部19期生の卒業証書授与式に出席し、学部長賞副賞を授与しました。また本年3月末日で退官された高野教授を訪問し、同窓会からの記念品を渡してお別 れのご挨拶を致しました。夜はプリンスホテルで開かれた謝恩会に出席し、卒業生の門出を祝して万歳三唱をいたしました。
会長 中村康司